ゆるかわの日記

暮らしに役立つかもしれないことを書きます

「潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影」とbk1

たくさん図書館から借りてきたアマゾン関連本の一冊を読み終える。それをAmazonアソシエイトで紹介するのだから、感慨深いねえ。

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾンの市川配送センターでのアルバイトの経験が中心となって、書き進められているのですが、現場の生の雰囲気が出ていてそれがすごく興味深かったです。

文藝春秋に掲載された後に、ネットでの評判を単行本製作時に参考にしたというのも今となっては当たり前かもしれませんが、やはり時代を感じます。

それと、アマゾンとの競合会社であるbk1のインタビューが出ていたのも興味深かったところ。bk1は以前ははてな人力検索を使ったサービスなどもやっているのが懐かしいですが、ライバルの動向を話すのがまた生々しいですね。

株式会社ブックワン(代表取締役社長:石井 昭)の運営するオンライン書店bk1」は、本に関する人力検索サービス「bk1はてな」と連携した、新しい書籍検索機能を搭載しました。

http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,00000420p,00.htm

本の中で取り上げられていたのですが、bk1のシステムが当初、富士通が作っていたというのは知りませんでした。システムの評判は当初は散々だったようですが、うーん。

このインターネットシステムの構築と運用は富士通が担当し、サーバには富士通UNIXサーバPRIMEPOWER1000』を2台導入。お客様は@niftyからbk1を利用することができ、購入から代金の支払いまでをご利用頂けます。24時間365日いつでもサービスを提供するために、SafeCLUSTERを使った冗長化システムを、富士通インターネットデータセンターで運用し、お客様のビジネスを強力に支援しています。

[今までに発表した製品] UNIXサーバ PRIMEPOWER 導入事例 - 株式会社ブックワン様 : 富士通

ちなみに「富士通 bk1」で検索するとこんな本が出てくるのは、ご愛嬌ですね。

無能なトップ、暗躍する人事部、社内に渦巻く不満と嫉妬…。日本を代表するリーディングカンパニーは、「成果主義」導入10年で、無惨な「負け組」に転落した! 富士通成果主義」運営の当事者が、内側から見た事実を語る。

honto - 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊/城 繁幸 - 本:ネットストア


本とは関係なく、bk1の話題。そういえば、山形先生も連載していたというのを検索していて気づきました。なつかしい。
bk1 連載書評 (2000-2002)