ゆるかわの日記

暮らしに役立つかもしれないことを書きます

供給過多な住宅事情。

マンションの新築ラッシュが続く昨今ですが、こんな話を読んで。

しかし近年、管理放棄された住宅が、耳目を集めるようになってきている。

 人口減少がしぶしぶながら認められはじめた頃、ある学会は今後の世帯数減少と住宅ストック数の供給トレンドから、2、30年のうちに、世帯数が住宅ストック数の1/2になる、すなわちただ数だけを考えるなら1世帯あたり2軒という、猛烈な「家余り」が生じると算出した。

一家につき2軒?「家余り」日本を管理放棄不動産が襲う 読書猿Classic: between / beyond readers

このページにあったリンク先を見ると。。。

総住宅数が総世帯数を上回る状況の中で,居住世帯の有無別の状況をみると,「居住世帯のある住宅」は4961万戸で,総住宅数の86.1%となり,空き家,建築中の住宅などの「居住世帯のない住宅」は798万戸で,13.9%となっている。

居住世帯のない住宅のうち空き家について,その推移をみると,昭和33年には36万戸となっていたが,その後一貫して増加を続け,平成20年には756万戸となっている。

また, 空き家率 (総住宅数に占める空き家の割合)は,平成10年には初めて1割を超え,11.5%となり,20年には, 13.1%と15年に比べ0.9ポイントの上昇となっている。

空き家の内訳をみると, 「賃貸用の住宅」が409万戸,「売却用の住宅」が34万戸で, それぞれ空き家全体の54.1%,4.5%となっており, 供給可能な住宅が過半数を占めている。

平成20年住宅・土地統計調査 PDF

なるほど、まだまだ今後も供給可能な住宅が増えていきそうですね。
マンションを売る目的で買うのは考えものです。