ゆるかわの日記

暮らしに役立つかもしれないことを書きます

点と点をアイデアでつなぐ、構造の発見

1. 情報を集めてどうすれば良いのか?

1.1. 「ただその情報を集めてどうするのか?」という声

  • 組織の中で情報共有の仕組みを導入しようとしたとき
  • ​例えば、ナレッジ環境としてConfluenceといった情報共有ツールを導入
    • 「みなさん、Confluenceを導入しました。」
    • 「ここに情報を残して、皆で情報共有をしていきましょう」
  • よくあるのが「ただその情報を集めてどうするのか?」という声
    • ナレッジをどう生かすか悩んでしまうことは多い

1.2. 集めた情報の価値が発揮されない

  • あるべき姿
    • 情報の価値を発揮させて、課題の解決に役立つ
  • 実際
    • 情報の価値を発揮させれない、課題の解決につながらない
  • そのギャップは何か?
    • 課題の解決のプロセスが見えない
    • 情報がどうやって、課題の解決につながっているのか

1.3. 情報がどうやって、課題の解決につながっているのか?

  • 情報がどうやって課題解決につながっているか
  • そのプロセスが可視化されれば、解決につながるのでは?
  • 解決策を考える
    • 情報から課題の解決につながるプロセスは、アイデアを生み出すプロセス
    • イデアを生み出すための「考え方」を整理してみて、重要なことを見出す

2. そもそも考えるとは何か?

2.1. 「仕事はうかつに始めるな」この本が参考になった

  • 考え方を整理するために、「そもそも考えるとは何か?」を考える
  • この本がとても参考になった

2.2. 考える状況は「情報の量」による

  • 考えるといっても種類がある
    • 状況によって異なる
    • 状況は「情報の量」によって違う
  • 情報の量の3つの段階
    • 【1】情報が無い状態
    • 【2】足りてはないがある中間の状態
    • 【3】情報が満たされている状態

2.3. 【1】情報が無い状態→「直観」で考える

  • 情報が無い状態
    • → 情報が無い中で考える
    • → 直観で考える

2.4. 【2】足りてはないがある中間の状態→「論理」で考える

2.5. 【3】情報が満たされている状態→「大局観」で考える

  • 情報が満たせれている状態
    • → 全体の情報を俯瞰して考える
    • → 大局観で考える
  • 大局観とは
    • 構造を発見すること

3. アイデアを生み出す考え方とは何か?

3.1. ナレッジ構築を例に「直観・論理・大局観」を考える

  • 「直観・論理・大局観」の考え方
  • ナレッジ構築を例にして、具体的に考えてみる
  • 1つの情報を「点」として

3.2. 【1】点を集める

  • 1つ1つの点としての色々なところに存在している情報
  • 「直観」で考えるとは
    • 点の情報を多く集めるようなこと
  • 例えば
    • 「これって大事な情報かな?だったら残しておこう」

3.3. 【2】点を整理する

  • 集まった点としての情報は整理されていない
  • 論理で考えるとは
    • 点の情報を整理すること
  • 例えば
    • 「この情報は、こういう種類・分類ができる」
    • 「この情報は、こういう順番で並べれる、こういう単位で数えられる」

3.4. 【3】点と点をつなぐ

  • 整理された情報の点を俯瞰することができる
  • 大局観で考えるとは
    • 点と点の情報をつないで俯瞰し、構造を発見すること
  • 例えば
    • 「こうやって分類している、順番というのは、こういった意味や目的があるからだ」
    • 「ここが多い・少ない・偏っている・分散しているのは、こういった傾向があるからだ」

4. 構造をどうやって発見するのか?

4.1. 「構造というものがある」と認知すること

  • 構造の発見をするためには
    • まず「構造というものがある」ということを認知すること
  • 大局観は、見える範囲を広げることで、構造を知ること
  • そのためには、どうやって俯瞰するか
  • 様々な方法を取り入れる

4.2. 視点を変える

  • 視点を変えると、見え方が変わる
    • 俯瞰するとは、メタ(形而上)的に見るということ
    • 別のレイヤーという考え方を取り入れてみる
  • 例えば、ルビンのつぼ、錯視
    • あるものから、無いものを見つかる

4.3. 触れて感じる

  • 触ることができることも、構造の発見につながる
    • ハサミの使い方は、ハサミを持った時に実感できる
    • 道具は手にして動かすことで、学びにつながる
    • つなげる・重ねる・広げる
  • 例えば、メビウスの輪
    • 空間を作ることで認知を変えることができる

5. あなたの感じる違和感は何?

  • 情報を集めていくことで、直観・論理・大局観が考える
  • すると、構造を発見し、アイデアになる
  • それは、最初はちょっとした「違和感」かもしれない
    • あなたの感じる違和感は何?
    • 日常の中で「違和感」を見つけていきましょう!